保湿ケア

秋のスキンケアはどうする? 夏ダメージ肌のリセット大作戦!

秋の葉っぱとココアを載せたトレイとチェックのストール

こんにちは。美肌クエスト案内人のマリーです。
まだまだ暑い日も多いけど、空を見上げると澄みきった青空が広がっていてそろそろ秋なんだなあと感じる今日この頃です。
真夏の間は「とにかく紫外線ケア命!」という感じでしたが、秋の気配を感じる頃には保湿スキンケアも気になり始めますよね。

マリー
マリー
夏にうっかり浴びちゃった紫外線でシミができないかも心配……

今回は、夏の終わりから秋にかけてのスキンケアについて考えていきたいと思います。

季節が秋へ移り変わったらスキンケアも見直すべき!

季節が移り変わると、毎日の気温湿度も変わってきて、身体もそれに適応するためにいろいろと変化してくるもの。急に冷え込んだりすると、身体が上手に適応できなくて体調を崩したり風邪を引いたりすることもありますよね。

わたしたちの肌すなわち皮膚は、外気に触れて気温や湿度を感じ取るセンサーとしての働きや、気温に合わせて体温を調節する働きも担っています。

マリー
マリー
暑いときは汗をかいて体温を下げ、寒いときは血管や毛穴を収縮させて体温が下がらないようにしているんだよ

秋になり気温が低い日が増えてくると、汗をかくことが少なくなってきます。また、肌の温度が低くなれば、皮脂の分泌量も減少します。季節の移り変わりにあわせて、肌の状態も少しずつ変化していくというわけです。当然、毎日のスキンケアも季節の変化に合わせて見直すべきだといえるでしょう。

夏に受けたダメージは、秋の肌に現れる

季節の移り変わりにともなって肌の状態が変化すること自体は自然なことです。健やかで元気な肌であれば、気温や湿度の変化に対応していけるはず。でも、秋の肌はちょっと状態が良くないというか、夏の間に受けたダメージでお疲れ気味になっていることが多いんですよね。

というのも、肌のターンオーバー周期は20代で約28日間。年齢を重ねるにつれてサイクルは長くなりますが、肌の奥で新しく生まれた細胞は、だいたい1~2か月かかって肌の表面に押し上げられ、垢となってはがれ落ちていくわけです。

つまり、夏に紫外線を浴びて活性酸素によるダメージを受けた細胞が、肌の表面まで到達して角質層となるのが秋なのです。

マリー
マリー
秋の肌は、そもそも夏の間にダメージを受けながら育ってきた肌なんだよね

夏の肌が受けるダメージ

紫外線によるダメージ

夏は紫外線量が年間でも最も多くなる季節。海や山などアウトドアでレジャーを楽しむ機会も多いです。日焼け止めや日傘などで紫外線対策をしていても、紫外線を完全にシャットアウトするというのは無理なもの。紫外線を浴びた肌には活性酸素が大量に発生し、肌の細胞やコラーゲンにダメージを与えます。

エアコンによるダメージ

夏の電車の中やオフィスなどは、冷房が効きすぎるぐらい訊いていることも少なくありません。エアコンの冷風にさらされると、肌は乾燥しがちになります。また、エアコンによる冷えは血行を悪くして、肌のターンオーバーの乱れにつながることもあります。

食生活によるダメージ

夏は冷たい食べ物や飲み物を摂る機会が増え、これも冷えの原因になります。また、食事が冷たい蕎麦やそうめんなどに偏ると、炭水化物の代謝に必要なビタミンB群がたくさん消費され、不足がちになります。ビタミンB群は肌のターンオーバーを促す栄養素なので、不足すればターンオーバーが滞ってしまうのです。

マリー
マリー
夏は肌にとって過酷な季節だね……!

秋に多い肌トラブルは「乾燥」と「シミ」

秋の肌には、夏の間に受けたダメージの影響が肌トラブルとなって現れることが多いです。
秋によくある肌トラブルには、以下のようなものが挙げられます。

乾燥、ごわつき

夏の間に紫外線を浴びた肌は、酸化ダメージによるバリア機能の低下ターンオーバーの乱れから、乾燥が進行しやすくなります。
また、紫外線を浴びた肌には、角質を厚く固くすることでダメージから防御しようとする「角質肥厚」という働きが起こります。これが肌が固くごわつく原因です。
角質が厚くなった肌には、化粧水や美容液などが浸透しにくくなります。スキンケアが効果的に行えなくなることも、肌の乾燥を進行させる原因に。厚く固くなった角質はスムーズにはがれ落ちていかないため、ターンオーバーをさらに遅らせたり、乾燥を進行させたりといった悪循環に陥りやすいのです。

シミ

紫外線を浴びると、肌にはメラニン色素が大量につくられます。メラニンは肌を紫外線ダメージから守るために作られ、本来ならば肌のターンオーバーにともなって肌表面から垢となってはがれ落ちていくはずのものです。しかし、乾燥によるターンオーバーの遅れなどからメラニンが肌に留まり続けると、色素沈着を起こしてシミとなってしまうことがあります。また、紫外線を浴びてダメージを受けた肌では、メラニンが過剰に作り続けられる場合もあり、これもシミの原因となります。

マリー
マリー
秋になって夏のダメージが出た肌は「夏老け肌」「秋枯れ肌」なんて言われるよね……! こわい!

秋のスキンケアはダメージからの回復を重点的に!

さて、秋の肌の状態を考えると、スキンケアをどうすべきかも見えてきますね。
秋のスキンケアは、ターンオーバーの正常化が最も重要な課題だといえるでしょう。

ターンオーバーを整えない限り、肌の乾燥やごわつきは悪循環を繰り返すことになるわけですし、メラニンの排出が滞ればシミができるリスクも高まります。

ターンオーバーの正常化には、生活習慣の見直しなども重要ですが、スキンケアでアプローチを考えるなら、やはり保湿ケアに重点を置くのが大切だといえるでしょう。しっかりと保湿ケアをして、低下している肌のバリア機能をサポートしつつ、時間をかけて新たな肌を丈夫に育てていきましょう。

マリー
マリー
夏の間使っていた化粧水や乳液を見直して、保湿に重点を置いたものに切り替えてみるのもいいかも! 保湿美容液やシートマスクでのスペシャルケアも取り入れてみてね!

まとめ:本格的な乾燥シーズンに向けてスキンケアを見直そう

秋の始まりはまだまだ暑い日も多いですが、しばらくすると一気に冷え込む日なども出てくるものです。そして気温が下がる晩秋から冬にかけては、本格的に空気が乾燥するシーズン
夏のダメージを引きずったまま乾燥シーズンを迎えたとしたら、冬場の肌の乾燥はかなりひどいことになってしまうのが目に見えています。秋の始まりにはスキンケアを見直して、夏の肌ダメージをしっかりとリセットしちゃいましょう。ただし引き続き、紫外線対策も忘れないようにしてくださいね!

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