5月になって日差しの強さを感じる日も増えてきました。紫外線対策は年間を通じて必要とは言っても、日照時間の短かった冬の間の最低限のケアと、夏本番に求められるケアは変わってくるもの。
美白アイテムもどんどんいろんなものが出てくるし、「ほかの人はどんな美白ケアを取り入れているのかな?」って気になりませんか?
そこで今日は、2019年5月現在わたしが取り入れている美白ケアコスメやアイテムと使ってみた感想、美白ケアの方針などについて書いてみたいと思います。
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美白化粧水&乳液はプチプラをたっぷり使いたい派!
美白成分配合の基礎化粧品を使ったからといって、今あるシミがすぐに薄くなったり色むらが解消したりするわけではありません。
じゃあ使う意味がないのかと言えば、もちろんそんなことはなくて、使うことでこれからシミができたり肌の色が濃くなったりすることを防ぐ効果は期待できます。
つまり、美白ローションや美白乳液というのは、予防医療ならぬ「予防美容」の意味合いが強いものなんですよね。
なので、もちろんシミを予防する美白有効成分も大事は大事なのですが、基礎化粧品の本来の役割ともいえる、肌のうるおいバランスを健やかに保つ働きを大事にしたいわけです。
各化粧品メーカーが研究して生み出した最先端の美白成分にはすごく興味あるけど、普段使いの化粧水や乳液にまでそういうのを取り入れるのはお金かかりすぎて厳しいよな……という気持ちもあります。
というわけで、基礎化粧品はプチプラで保湿を重視しつつ、最低限の美白効果を取り入れる方向性でいきたいと思っているわたしです。
ちふれ美白化粧水W&美白乳液W

そんなわたしが、ここしばらく気に入って愛用していたのが、ちふれの美白(赤)ことちふれ美白化粧水Wと美白乳液Wです。大好きちふれ。医薬部外品でもちゃんと全成分表示(配合率も!)されていて安心感あります。
ハイドロキノン誘導体と呼ばれているアルブチンと、安定型ビタミンC誘導体が美白成分として配合されています。
使用感はとろっとしていて、美白ラインだけどしっかり保湿してくれます。やや皮膜感はあるけどわたしはそれほど気にならないかな。香りも嫌いじゃないです。そしてそれぞれ\1,100で購入できるリーズナブルさ! 同じラインの美白美容液もありますよ(わたしは美容液は使ってみたことないですが……)。
肌トラブルが起こることもなく、気に入って何度かリピートしていたのですが、先日頬にぽちっと数か所赤みが出てしまって、これの使用をしばらく中止したところ治まったということが起こりまして……。
本来「肌が紫外線を浴びたとき、防御のためにメラニンが作られる」というのは自然な働きなんですよね。その働きを妨げる作用があるのが、美白有効成分というわけです。
なので、美白化粧品というやつは、肌が弱めの人には刺激が強いものも多くて、肌トラブルの原因になることも少なくありません。
これ自体が原因ではない可能性もあると思いますが、トラブルが起きた化粧品は使わないのが基本かなーと思うので、泣く泣くほかを探すことに……。
アクアレーベル ホワイトアップローション&白潤 薬用美白乳液

ちふれ赤に変わる、次なるプチプラ美白としてわたしが選んだのは、資生堂アクアレーベル(AQUALABEL)のホワイトアップローション(Ⅱ)と、ロート製薬 肌ラボ 白潤薬用美白乳液です。まだ使い始めて少ししか経ってませんが、今はこれを使用中です。
ちふれ赤でトラブったので、次どうしようかなーと思ったとき「そういえば、ちょっと前に買ったLDK Beautyにプチプラスキンケアのランキングあった気がする!」と思い出しまして、引っ張り出して確認したところ……ありました! これこれ! プチプラスキンケア総選挙!

\2,000以下で買える洗顔料、化粧水、乳液をそれぞれ、保湿力や成分、使用感などのテスト項目で評価してランキングするという特集です。掲載されてたのは「LDK the Beauty」2019年5月号でした。
基本的に美白化粧品のランキングではないのですが、化粧水部門と乳液部門それぞれ一つずつ、美白ラインのコスメが上位ランクインしてたんですよ。化粧水部門6位アクアレーベルホワイトアップローションと、乳液部門4位白潤薬用美白乳液です。
アクアレーベルは資生堂のプチプラスキンケアライン。資生堂はやっぱり日本の化粧品業界を引っ張っていくメーカーだと思っていて、個人的にかなり信頼感高いです。
ホワイトアップローションは、さっぱり、しっとり、とてもしっとりの3種類あって、わたしは真ん中の「しっとり」を選びました。美白有効成分は、資生堂が開発したメラノサイトの活性抑制に重点を置いたトラネキサム酸「m-トラネキサム酸」と、乾燥によるくすみを防ぐエーデルワイスGLを配合。さらに、保湿成分としてベビーアミノ酸が配合されているのが特徴です。
白潤はロート製薬のプチプラスキンケア「肌ラボ」の美白ライン。薬用美白乳液は、美白有効成分としてアルブチンとビタミンC誘導体、うるおい成分としてナノ化ヒアルロン酸やハトムギエキスなどが配合されています。
LDKの総選挙では、化粧水部門の白潤の美白化粧水、乳液部門のアクアレーベルのホワイトアップエマルジョンはそれぞれ保湿力テストで予選落ちという結果だったので、あえてライン使いではなくそれぞれ優秀なほうを組み合わせて使ってみることにしたんです。
美白美容液は良いものを一点投入したい!
化粧水と乳液はプチプラを使うにしても、やっぱ最新の研究から生まれてきたような美白有効成分の効果も試してみたいのがオトメゴコロってものじゃないですか。
一点豪華主義で、美白美容液だけはちょっと良いものを使ってみたいなと思っているこの頃であります。
コーセーINFINITYアドバンストホワイトXXがすごく良かった……!

美白美容液にお金かけてみようかな……なんて思ったきっかけは、「美的GRAND」の付録でついてきたコーセーINFINITYアドバンストホワイトXX3点セット(美容液、化粧水、乳液)を使ってみたらめっちゃ良かったからなんですよ!
インフィニティ(INFINITY)は、コーセーの最高峰ブランド。アドバンストホワイトは2019年2月に発売された新しい美白ラインです。「“シミの根”を断つ」というコンセプトで開発されたそうで、美白有効成分としてコウジ酸、抗炎症成分としてアラントインが配合されています。
めちゃめちゃ良かったのでライン使いも考えたのですが、冷静に考えて化粧水と乳液それぞれ\7,000、美容液\10,000は使い続けるにはかなりお高い……!(ちふれならすべて\1,000ちょいだからね……) 基礎化粧品代は固定費なのでできれば抑えておきたいところ。
というわけでライン使いはあきらめて、美容液だけこれを使ってみようかなと考え中……。ただ、同じコーセーの別の美白ラインにもコウジ酸配合の美容液はありそうなのと、他社の美白美容液もいろいろ気になるので、比べつつ選ぼうかなと思ってます。
HAKU メラノフォーカスF 薬用美白美容液ファンデ

資生堂の美白ラインもいろいろ出てますが、一番有名なのはやっぱり「HAKU」ではないかと! そのHAKUから今年3月に新登場したのが美白美容液ファンデです。
美白有効成分と紫外線カット成分が配合されたファンデーション、つまり日中の美白美容液+日焼け止め(SPF30・PA+++)+ファンデーションが1本になっているアイテムというわけです。
美白有効成分は、メラニン色素の過剰生成を抑制する資生堂開発の成分4MSK。さらに整肌・保護成分や保湿成分も配合されていて「美容液」を名乗るのも納得です。
とはいえ、肌弱め族のわたしとしては、最近増えている「スキンケアもできるファンデーション」みたいなのにはわりと懐疑的なとこもありました。まあ、紫外線カットに関して言えば、何も塗らないより塗った方が良いというのは理解できるのですが。普段はノンケミカル日焼け止めを愛用しているので、紫外線吸収剤(パラメトキシケイ皮酸2)が入ってるのもちょっと不安……。
などと迷いつつも、赤色を効果的に反射させる「ファインレッドパール」配合で、シミや色ムラが目立たなくなるという効果を体験してみたい気持ちが強く、買ってみることにしたんでした!
先月はいろんな雑誌にサンプル付いてたけど、オークル系しかなかったので色は試せないよなーと思い(資生堂のカウンター行けばいいんでしょうけどね……)、当たりを付けてピンクオークル10を購入。ピンク肌なので色はこれで問題なしでした。
使ってみた感じは、今のところなかなか良いです。ファンデなのでカバー力はかなりあるし、たしかに色ムラは目立ちにくいかも。でもさらっと軽いつけ心地なのであんまり重い感じというか、息苦しい感じはないです。
そんなわけで、日中の美白美容液は日焼け止めとファンデも合わせてしばらくはこいつで行きたいと思ってます。ここにもう一点、夜(とファンデ塗らない日)用に美白美容液を選んで投入したいところです。
UVカット対策は場面に応じて適材適所で!
紫外線をカットすることも美白のためには大事です。しかし、わたしは以前、何度か日焼け止めで痛い目にあったことがありまして、肌への負担との兼ね合いに慎重だったりします。紫外線カットの方法は、場面に応じて上手に使い分けたいですね。
日常使いに NOV UVミルク EX

敏感肌向けスキンケアNOVのUVミルクEX(SPF32・PA+++)は、冬の間も気に入って使っていた日焼け止めです。紫外線吸収剤フリーで、お湯で落とせる肌に優しい日焼け止め。ミルクタイプなので軽い着け心地、紫外線散乱剤入ってるけど白浮きやきしみ感もあんまりないです。
しっかりUVカットしたい日は スキンアクア トーンアップUVエッセンス

NOVのUVミルクは大好きだけど、日差しの強いこれからのシーズン、屋外で過ごす時間やクルマに乗る時間が長くなりそうな日には、ちょっと心もとない気がします。そんな日はさすがに吸収剤フリーとか言ってる場合じゃない!
しっかりUVカットしたい日のために買ったのは、ロート製薬のSKIN AQUAトーンアップUVエッセンス(SPF50+・PA++++)です。
わたしは去年、出先で「これは日焼け止め買わないとやばい!」って状況があって、駆け込んだコンビニでこれのスプレータイプを購入しました。特に問題なかったし、たしかに透明感出る感じが良いなーと思ったので、今年はチューブタイプをしっかり日焼け止めしたい日のために購入。これからの季節、大活躍してもらう予定です。
ユニクロUVカットスーピマコットンVネックカーディガン
去年「長袖と日焼け止め、どっちが効果的? 着るUVカットを考える」という記事も書きましたが、やっぱね、長袖でなんとかなりそうな日は長袖もUVカットに活用していきたい派なのですよ。
そんなわたしが愛用しているのは、ユニクロの着るUVカットアイテムです。ユニクロのプレスリリースによれば、特殊加工によりUVを90%カット、UV-A、UV-Bともにカットしてくれるのだとか!
パーカーとかジャケットとか、毎年わりと何かしら買ってるんですが、今年はカーディガンを購入しました。Vネックのライトパープル。この色がツボすぎて……!
まとめ:美白ケア、できることから積み重ねていきましょー!
そんなわけで、2019年5月現在、わたしが取り入れている&取り入れたいと思っている美白コスメやUVカットアイテムなどをご紹介しました。これに加えて、今年はサングラスも買いたいと思ってます(引っ越しで前使ってたやつを捨てたみたいなので……)。
あとはインナーケアもがんばりたい! 飲む日焼け止めとかビタミンCサプリとかトマトとか。そこらへんもまたいろいろ試してみたいな。
これからどんどん日差しも強くなるし、外へのお出かけも増える季節なので、美白ケアは小さなこともコツコツ積み重ねて白肌をキープできるようがんばっていきましょうね!

