今日の美肌クエストのテーマは、「マスク」です。
マスクと言っても、シートマスクではなくて、風邪や花粉症のときにお世話になる普通のマスク。
わたしは昔から仕事や趣味であちこち旅することが多かったのですが、そんな生活をしているうちに自然と身に付いたのが「マスクで乾燥対策するといい」という知恵です。
飛行機の機内やホテルの中っていうのは、空気がすごく乾燥してることが多いですよね。何も対策していないと、喉や鼻の粘膜はもちろん、肌もパキパキに乾燥します!
で、周りを見渡すと、旅慣れてる人たちはだいたい、機内やホテルで寝るときにはマスクを着けているということに気づいたんですね。
なるほど、マスクをするといいのか! とマネするようになったのが始まりで、今では旅行以外でも自宅に使い捨てのマスクを箱で常備してます。
ちょっと喉の調子が悪いなと思うときは、「マスク着けて寝よーっと」という感じで就寝時に着けたり、乾燥が気になるときにはオフィスで仕事中にも着けたりと愛用してます。
自分でも、わりと「マスク女子」だと思います。
そんなマスク女子のわたしが、マスクの肌にいいところと悪いところについて語っちゃいます!
マスクは乾燥対策にいい! 喉や鼻を乾燥から守ってくれる
マスクの内側は自分の呼気で湿度が上がるため、空気が乾燥しているときでもマスクを着ければ喉や鼻の粘膜が乾いてしまうのを防げます。
喉や鼻の粘膜が乾くと、菌やウイルスが体内に侵入しやすくなるので、風邪やインフルなどにかかりやすくなっちゃいますよね。マスクでのどや鼻を乾燥から守るのは、風邪対策に役立つんです。
思い返してみると、以前は「なんかちょっと喉がイガイガするなぁ」なんて思っているうちに風邪に発展して長引いちゃったりすることが多かったです。
最近は「喉の調子がイマイチだな」と感じたらマスクを着けるようにしていて、そうするようになってからは、少し喉の調子が悪く感じても、そのまま風邪に発展するということがすごく少なくなったんですよね。
マスクの乾燥対策効果は、なかなか高いんじゃないかなと実感こめて思います。
マスクを着けると肌にいいこといっぱい!
風邪予防だけじゃなくて、マスクを着けることで肌にも良いことがいろいろあると思ってます。
- 唇や肌のうるおいを保つ
- 紫外線カット効果
- こっそり表情筋を鍛えられる
唇や肌のうるおいを保つ
喉や鼻と同じく粘膜である「唇」の保湿にも、マスクはとても効果的だと思います。機内やホテルなんかだと特に、リップクリームなどを塗っていても唇がカサカサになりやすいですよね。でも、マスクを着けているとプルプルとうるおった状態を保つことができます。
肌は唇ほどは短時間で明らかにカサついたりすることはありませんが、唇が目に見えて乾燥するほどの環境にさらされていれば、刻一刻と乾燥が進んでいるのは間違いありません。
そんなときでも、マスクで覆われている顔の下半分には、適度な湿度が保たれているので安心感がありますよね。
口まわりの肌というのは、しゃべったり食べたりとよく動かす部分なので、乾燥すると小じわができちゃったりするので、うるおった状態を保つのは大事だと思います。
紫外線カット効果
マスクで覆われてる部分に対してだけですが、多少の紫外線カット効果も期待できるんじゃないかと思ってます。
もちろん、普通のUVカット対策はする前提ですよ。マスク1枚分でも、遮るものが増えれば、肌が浴びる紫外線量は少なくなるはず!
こっそり表情筋を鍛えられる
機内やオフィスなどでマスクを着けていたら、気づいたときにベロ回し運動とかできるのも何気にマスクの美容に良いポイントの一つだと思ってます。
「マスクで見えないからってそれはどうなん?」という気持ちもなきにしもあらずですが、見えないからと無表情になりっぱなしのほうがヤバイと思うんですよね。
肌にいいことだけじゃない! マスクで肌荒れすることも
ただし、マスクは手放しで「肌にいい!」とは言えないと思ってます。マスクが原因だなーと自分でも思う肌荒れが起きることがちょいちょいあります。
- 摩擦で肌荒れすることがある
- つけっぱなしは不衛生になりやすい
喉の調子が悪い日が続いたときや乾燥シーズンなどで、日中も夜もマスクを着け続けている日が何日か続いたりすると、マスクが当たる部分の肌が荒れることがあるので、この点は注意が必要です。
わたしの場合は、マスクの上の角あたり、頬骨の下、耳の横らへんの肌に、気づいたらちょっと赤みが出てしまってることなどがあります。
鏡を見て、「あれ、なんか赤くなってる……、あ、そういえばここのところよくマスク着けてたからそのせいだ!」と気づく感じが多いです。
わたしはいつも、不織布の使い捨てマスクなので、肌に当たる部分にはそれなりに摩擦も起きるし、肌への負担が大きいのかなと思います。ガーゼや布のマスクのほうが肌への摩擦刺激はおそらく少ないでしょう。
「うるおい美肌を作る湿度はどのぐらい? 肌が喜ぶ環境を目指そう」にも書きましたが、湿度が高すぎると細菌やカビが繁殖しやすくなるんですよね。それはそれで肌荒れの要因になるので、マスクは半日ぐらいで新しいものに取り換えるようにしています。
エコじゃないなぁとは思いますけどね。
まとめ:肌にいいマスクの使い方を心がけよう!
マスクには肌にいいところと肌に悪いところ、どっちもあると思います。でもまあ、肌への影響以前に、風邪の予防にも役立つことを考えると、やっぱりメリットの方が大きいかなと感じています。
肌荒れしちゃうときっていうのは、マスクを着けてる時間が長い日が何日か続いたときだったりするので、そういうときはやっぱり、ちょっとマスクに頼りすぎになってるのかなと思います。
マスク以外の保湿対策や加湿対策もした上で、乾燥が気になる場面や自分の体調に合わせて、上手にマスクと付き合っていきたいですね。
