美肌ライフ

温活で美肌を目指そう! 冷えが肌にもたらす悪影響とは

マフラーを巻く女の子

10月も下旬になって、急激に寒くなってきましたね。
みなさんは、寒いのと暑いのだったら、どっちが得意(我慢できる)でしょうか?

わたしは断然、暑い方が得意です!
いや、暑すぎるのは確かにだるいですけど、暑いからって元気がなくなることはあんまりないです。

マリー
マリー
むしろ真夏は、冷房の効きすぎで元気がなくなることの方が多いよ!

しかし寒いのはダメ! もう明らかに元気がなくなるんですよね。
やる気が出なくなって冬眠したくなる。これは10代の頃から今も続いてます。

10代の頃はめちゃ末端冷え性で、冬になると手足が常に氷のように冷たかったのを覚えてます。でも大学進学で東京に出てきてからは、そこまで冷えを感じることがなくなったんですよね。年齢的なもの(身体の成熟の影響)なのか、環境的なものなのかはわからないですけど。

「冷えは万病のもと」なんて言われたりしますが、ほんと、冷えっていうのは健康にも美容にも良くないことだらけです。

もちろん、冷えは肌にも良くないです!
肌のためにも、温活をがんばるべきなのです。

というわけで今回は、冷えが肌にもたらす悪影響と、美肌のためにがんばる温活のポイントについて書いてみたいと思います。

冷えが肌にもたらす悪影響って?

「肌は冷やすと良い」とよく言われます。
わたし自身も、真冬でも朝は必ず水洗顔を続けている「肌は冷やす」派です。

でもね、「冷やす」と「冷える」は、全然違うんですよ。
「冷やすと良い」と言われるのは、冷やすことで肌が熱を生み出そうとして活性化されるから。冷えきってしまうのは大問題なんです。

冷えが肌にもたらす悪影響として、主に以下のようなものが挙げられると思います。

冷えが肌にもたらす悪影響
  1. くすみやクマ、むくみなどが表れやすくなる
  2. ターンオーバーの乱れや乾燥の原因になる
  3. ホルモンバランスの乱れが起こりやすくなる

くすみやクマ、むくみなどが表れやすくなる

身体が冷えると、体温を逃がさないように、筋肉が緊張して血管が縮んだ状態になります。この状態が続くと、血流やリンパの流れが滞りやすくなってしまうんです。

血流やリンパの流れが悪くなると、酸素を放出した血液が肌の表面に近い静脈に留まることになるため、肌にくすみやクマが表れやすくなります。

また、血流やリンパの流れが滞れば、細胞間の不要な水分や老廃物がスムーズに回収されないため、むくみも起こりやすくなってしまうんです。

ターンオーバーの乱れや乾燥の原因になる

血液は肌の新陳代謝のために必要な栄養や酸素を届ける役割を担っています。しかし冷えで血行不良になると、肌に充分な栄養や酸素が行き渡らなくなってしまいます。

結果として、肌のターンオーバーが遅くなるなど、新陳代謝のサイクルが乱れます。ターンオーバーが滞ると、古い角質が肌表面に留まることになり、肌の乾燥やかさつき、ごわつきなどの原因になることもあります。

ホルモンバランスの乱れが起こりやすくなる

冷えとホルモンバランスの関係については、「卵が先か、鶏が先か」みたいなところではありますが、冷えはホルモンバランスの乱れにつながり、ホルモンバランスの乱れは冷えの原因になります。

肌のうるおいやハリ、つやは女性ホルモンの影響を受けているので、ホルモンバランスの乱れは肌の美しさを損ねる原因です。

男性ホルモンが増えると、皮脂分泌が過剰になったり、ムダ毛が濃くなったりといった影響も考えられます。

温活で美肌を作る! 冷えに負けないための心得

イヤーマフを着けた女の子の後ろ姿

冷えが肌にもたらすと考えられる悪影響をいくつか挙げてみましたが、そもそも身体が冷えて緊張が続いたり血流が滞ったりするのは良くないことだらけです。

女性は男性より筋肉が少なくて皮下脂肪が多い分、身体が冷えやすいんですよね。

冷えは女の大敵! これからますます寒くなる時期に向けて、心得ておきたい温活の基本的なポイントをご紹介します。

冷えに負けない温活の心得
  1. 身に着けるもので防寒対策する
  2. 身体を温める食べ物・飲み物を意識する
  3. できるだけ身体を動かすようにする
  4. お風呂やぽかぽかアイテムで外側から温める

身に着けるもので防寒対策する

まずは、外側からの寒さを上手にシャットアウトするのが基本です。
必ずしも厚着をするのが良いというわけではありませんが、肌を露出する部分が多いほど身体の中の熱が外に逃げていきやすく、冷えやすくなってしまいます。

真冬に生足でも余裕なのは代謝がバツグンに良い10代のときだけです!(わたしは10代の頃、めちゃ冷え性だったけど)
大人女子は冷えを寄せ付けないよう、服や小物でしっかり防寒対策しましょう。

特に、太い血管が肌に近いところを通っている「首」「手首」「足首」を温めることを意識すると、冷えにくいと言われています

わたしは、自分で編んだネックウォーマーを愛用してます。

手編みのネックウォーマー

これはたぶん、10年ぐらい前に編んで今も愛用しているものです。アラン編みの小物の本を見て編んだんですが、その本はもう手放しちゃって持ってないなぁ。

ネックウォーマーだとマフラーより邪魔にならないので、お仕事中にちょっと寒いなと感じたときとかにも便利なんですよ。

身体を温める食べ物・飲み物を意識する

ダイエットでおなじみの「カロリー」という言葉は、熱量を表す単位です。身体の中で熱を生み出すためには、きちんと食事をとることが大事です。

食品には、「身体を冷やす食品」と「身体を温める食品」があります。南国など温かい地域が原産の野菜やフルーツには、身体を冷やすものが多いとされていて、例えば女性には好きな人が多いと思われるトマトやナスも身体を冷やすと言われているので、食べ過ぎには気を付けたいですね。

逆に、身体を温めるとされる食べ物には、ショウガやトウガラシ、ココア、根菜類などが挙げられます。特にショウガやココアはポカポカ効果が長く続くと言われているので、身体が冷えやすい人は意識して摂る習慣をつけてみるといいかもしれません。

飲み物はアイスよりホットを選ぶのが基本です。
わたしはコーヒーや紅茶は真夏でもホットを選ぶんですけど、お酒は真冬でも冷たいビールを頼んじゃうんですよねぇ。ほんとはお酒なら、例えばホットワインやホットビール、ウィスキーや焼酎、梅酒のお湯割りなんかが良さそう。

マリー
マリー
芋焼酎のお湯割りはほわっと甘い香りがして好き!

できるだけ身体を動かすようにする

銀杏の葉っぱを持つ女の子
寒い季節って、お出かけするのも億劫になりがちですよね。外はめちゃめちゃ寒くて、家の中がポカポカなら、そりゃあ一日中家の中でぬくぬく過ごしていたいというのは当然の心理だと思います。

でも家で過ごすことが増えると、どうしてもじっとしてる時間が長くなるものです。そうするとやっぱり血流は悪くなるし、手足も冷えやすくなります。温かい部屋で過ごしているはずなのに、足が冷えてしまうこととかないですか? わたしは結構あります!

家で過ごすにしても、ストレッチや筋トレしてみるとか、お掃除がんばってみるとか、なるべく身体を動かすことを意識したいですね

家にこもらず、できるだけお出かけするのはもっといいと思います。お出かけすると必然的にたくさん歩いたり階段上り下りしたりすることになるし、いろんな風景や人を眺めるのは良い刺激になって楽しいですしね。

マリー
マリー
澄みわたる青空とか、キラキラのイルミネーションとかを眺めながら、冬の街歩きを楽しみましょう!

ただし、お出かけのときは特に防寒対策と保湿ケアをしっかりすることを忘れずに!

お風呂やぽかぽかアイテムで外側から温める

なるべく身体が冷えないように、冷やさないようにと思っていても、寒い季節はやっぱり身体が冷えてしまうものですよね。冷えやすい季節は、外側から身体を温めることも意識したいところです。

てっとり早いのは、やっぱり毎日のお風呂!
ゆっくりと湯舟に浸かれば、身体の緊張が取れて血流も良くなるし、身体の芯までポカポカ温まります。この時期は、温泉成分の入った入浴剤が、冷え解消に良さそう。

マリー
マリー
ただし、湯舟に長く浸かると肌のうるおい成分が流出しやすくなるので、入浴後はすぐにしっかり全身の保湿ケアをしましょうね!

お風呂以外だと、わたしは冬場はホットカーペットを愛用してます。エアコンだけだと、フローリングはどうしても足元が冷えちゃうので。ホットカーペットにミニブランケットを組み合わせると、簡易こたつにもなりますよ。

あと、わたしが首の温めでめちゃ気に入ってるのは、あずきのチカラ

あずきのチカラ

首が冷えるなーと感じていたときに、良い温め方法がないか探していて見つけました。
レンジで2分ほどチンして、首と肩にのっけて使います。

じんわりあったかくて、ほんのりあずきの香りがして癒されますよ。
250回ぐらいまで繰り返し使えてエコなところも良いです◎

仕事柄、首肩は気づいたらめちゃ冷たくなってたりすることがあるので、そんなときにとっても重宝してます。

まとめ:美肌のためにも「冷えない女」を目指そう!

本格的な冬はまだもう少し先ですが、日に日に寒くなって日中と朝晩の寒暖差が大きくなるこの時期って、着ていく洋服の選び方を間違えただけでめっちゃ身体が冷えてしまったりすることもありますよね。

身体が冷えると確実に代謝は落ちるし、肌はくすみやすくなってしまいます。気温も湿度も低くなるこれからの時期、保湿ケアとともに、温めケアも心がけていきたいですね。もちろん、最低限のUVケアは冬も必要です。スキンケアってホントやること多いですよね!

自分なりの温活のコツを身に着けて、寒い季節もうるおい美肌で乗りきっていきましょう!

バスタブにつかる女性の脚
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