こんにちは、マリーです。
自分の手元って、仕事中でもなんでも、よく視界に入ってくるものです。
ピカピカに磨いたばっかりだったりかわいいネイルアートしてたりすると、それだけで気分が上がったりしますよね。
逆に、乾燥気味だったり手荒れしてたりすると、目に入るたびに気になるし、ブルーな気分になることも……。
とか書いておいてなんですけど、そういえばわたし、もう何年も手荒れで悩んだ記憶がないんです。昔はたしかに手荒れしてたと思うのに。
今日は、わたしがいかにして「手荒れしない人」になったのかを考えてみたいと思います。
そもそも手荒れは起こりやすいもの!
「肌荒れ」という言葉があまりピンとこない人でも、「手荒れ」なら多少なりとも経験したことがあるのではないでしょうか。というのも手肌というのは、全身の肌の中でも乾燥したり荒れたりする要因が大きいところなんです。
てのひらは角質が厚く皮脂腺がないのが特徴です。手の甲も皮脂腺は少なめです。皮脂腺が少ないうえに、手洗いするたびに洗い流されてしまうので、手肌の皮脂は不足しがち。
皮脂というのは、肌の水分の蒸発を防ぐ天然のクリームのような役割を果たすものです。皮脂が少なくなれば当然、乾燥しやすくなります。
しかも、手肌は洋服などで覆われることなく、常に外気にさらされています。そのうえ、いろんなものに触れたり、持ち上げたりすることも多いです。つまり、外部から受ける刺激がとても多いのです。
昔から「手荒れしない人」だったわけじゃない
さて、わたしの話をすると、もう何年も手荒れに悩んだ記憶がないと書きましたが、昔から手荒れしない人だったわけではありません。
高校生の頃は、寒くて雪の多い地方に住んでいたこともあってか、冬場の手肌は常に冷えきっていてガサガサだったのを覚えています。大学生の頃とかも、ちょいちょい手荒れに悩んでいたし、当時はニキビや口内炎もわりとよくできていた記憶があります。
親から「あんたは赤ちゃんの頃から肌が弱かった」と言われて育ったので、たぶん自分は生まれつき肌が弱いんだなぁとなんとなく思い込んでいました。
でも今は、自分の肌がそこまで弱いとは思わないんですよね。いや、「合わない化粧品なんて全然ない! 何使っても平気!」みたいな、めちゃめちゃ丈夫な肌の人と比べたら弱いんだろうなとは思いますが。
肌についての知識をちょっとずつ身に着けていくうちに、自然と肌トラブルが起こりにくくなったのだと思います。
わたしが「手荒れしない人」になれた方法を考えてみる
手荒れに限らず、昔と比べて肌トラブル全般が少なくなったので、「なんで手荒れしない人になったんだろう?」と考えると、自分でも「絶対これだ!」と特定できているわけではないんですけど、「おそらくこのへんじゃないかな?」というポイントはいくつかあるので挙げてみますね。
- 食器用洗剤、家庭用洗剤に素手でぜったい触れない
- 湯舟に浸かるとき、手はお湯に入れない
- 顔のケアのついでに手のケアもする
- 職場のデスク上にハンドクリームを常備する
食器用洗剤、家庭用洗剤に素手でぜったい触れない
これは、一人暮らしを始めた頃から今にいたるまで、かなり徹底しています。洗い物をするときや拭き掃除をするとき、ようするに洗剤を使うときは必ず! ゴム手袋をします。
わたしはそもそも、お風呂で身体を洗うときにも基本的に石けんやボディソープを使いません。「ヒートテックをやめたら背中のヤバイ乾燥肌が嘘みたいに治った話」に書きましたが、ボディソープを使うのをやめて乾燥肌が良くなった経験があるんですよね。
肌に使用するために作られた、優しい洗浄力のボディソープでさえも乾燥の原因になっちゃう肌の持ち主です。食器洗いや掃除用に作られた強力な洗浄力を持つ洗剤で、肌が荒れないわけがない! と思っています。
食器用洗剤で油汚れがスッキリ落ちるのは、界面活性剤が水と油をなじませて洗い流す働きを持っているおかげです。皮脂膜も油なので、素手で洗剤を使って洗い物をすればスッキリ洗い流されてしまいます。肌の内側にある水分や天然保湿因子、細胞間脂質などのうるおい成分も持っていかれます。
後でしっかり保湿ケアすれば良いのかもしれませんが、もともと肌はそんなに丈夫なほうではないので、負担は少ないほうが良いと思うので、洗剤を使うときはゴム手袋を徹底しています。
湯舟に浸かるとき、手はお湯に入れない
これは、何かの本か雑誌で読んで意識するようになった気がしますが、誰が言っていたのがきっかけだったのかはよく覚えていません。まあでも、ここ5~6年は続けている習慣だと思います。
お風呂は毎日湯船に浸かる派なのですが、浸かっている間、手はお湯の中に入れていません。お風呂では本を読んでいることが多いので、まあ自然とそうなることが多いんですけど。
もちろん、クレンジングしたり身体や髪を洗ったりするので、入浴中に手を濡らさないというわけではありません。湯舟につけているとその間にどんどんうるおい成分が流出すると思うので、つけないように意識するだけでかなり乾燥しづらくなる実感があります。
顔のケアのついでに手のケアもする
これはすごく意識しているというより、「そういえばなんとなくそうしてるなー」ぐらいなんですけど、朝晩のスキンケアのとき、ついでに手にも塗っとけ! という感じでやってます。手荒れ防止に役立っているのかはわからないけど、手肌を保湿する習慣のひとつにはなっているかなと思います。
化粧水は手で付ける派なんですけど、手にたっぷり取って顔や首になじませてハンドプレスした後、手に余ったぶんは手の甲とか指にもなじませる。ジェルや乳液、クリームなんかも同じ。あと、顔に日焼け止め塗るときに、手の甲も必ず塗るようにしてます。
職場のデスク上にハンドクリームを常備する
仕事の日は、オフィスで過ごす時間が長いし、手を洗うこともたびたびあります。正直、忙しいときとかは「手を洗うたび、必ずハンドクリームを塗る」までは意識していないんですけど、気づいたときや乾燥が気になったときには、小まめにハンドクリームを塗るようにしています。
お仕事の関係でいただいたものとかもあって、デスクの上には常に2~3種類のハンドクリームが並んでいます。良い香りのクリームとかだと、仕事で煮詰まったときに癒しを求めて手に伸ばしたくなることも多いです。
まとめ:手荒れしない人であり続けられますように!
そんなわけで、手荒れしないためにわたしが心がけていることを挙げてみました。このへんを意識するだけで、気になるような手荒れはほぼしなくなりました。まあ、体調などによっては、軽く乾燥が気になるようなことはたまにありますけどね。
もちろん、肌に良い栄養をバランス良くとることや、睡眠不足にならないようにすること、ストレスをためないことなんかも大事だと思います。手荒れしやすいという方は、参考にしてみてくださいね。
