「自分がイエベなのかブルべなのかわからない」
「わたしのパーソナルカラーは春夏秋冬どれ?」
そんな風に思ったときに、どんな方法があるのかご存知でしょうか?
パーソナルカラー診断が大人気の今は、自分のパーソナルカラーを知るための方法にもいろいろなものが登場しています。
ここではパーソナルカラーの主な診断方法として、自己診断、スマホ(AI)診断、オンライン診断、対面診断に分けて、それぞれの良さや利用のコツなどをご紹介したいと思います!
パーソナルカラーの自己診断は難易度高い!
とりあえずは、「てっとり早く自分で診断できないかなー?」と思われる方が多いと思います。でも、パーソナルカラーの自己診断はかなり難易度高いと思います。
そもそも絵やデザインだったり、コスメやファッションだったりを扱う仕事をしている人以外は、普段から「色の対比を客観的に見る」などということに慣れていないので、どうしても好みとか感覚に左右されやすいのが難しいところです。
逆に、仕事や趣味で色の知識があったり、色を見ることに慣れているという人なら、診断用のクロスやシートが付いている書籍などを買って、学びつつ自己診断してみるのも楽しいかもしれませんね。
Webでできる自己診断系コンテンツ
簡易的な診断になりますが、いくつかの質問に回答するだけでパーソナルカラーを診断してくれるページがいろいろなサイトで提供されています。
一般的な4シーズン分類の簡易診断ができるWebページをいくつかご紹介します。いくつかやってみることで、自分のパーソナルカラーを知る手がかりにはなるかもしれません。
WATASHINO
パーソナルカラースタイリスト矢吹朋子さん監修の簡易的な自己診断チャート。女性用だけでなく男性用もあるのが良いです。
@cosme
カラーリスト関口まゆみさんによる診断チャート。診断結果ごとに、2019年新作コスメから似合う色を教えてくれるコンテンツも。
セシール
質問に答えて1ページで完結するタイプの簡易診断。かなり基本に忠実な質問が多いけど、自分で的確に答えるのが難しいと感じる人は多そう。診断結果に応じてセシールのおすすめアイテムを教えてくれます。
フェリシモ
トータルファッションカラーコーディネイター杉原久美恵さん監修。6つの質問に答えるだけで自分のタイプを診断。ファッションアドバイスやおすすめアイテムも。
スマホ診断を複数試せば、自分のパーソナルカラーが見えてくるかも!
自己診断系コンテンツは手軽だけど、どうしても自分の感覚や好みが入ってきちゃうのが難しいところですよね。
自己診断の結果にいまいち確信が得られないという人に試してほしいのが、スマホ診断です。
スマホのカメラで撮影された写真をもとに、AIがパーソナルカラーを判定してくれるWebサービスやアプリが、ここのところ急激に増えてきています。
明るさや照明の色味など、撮影条件によって結果が変わってきたり、診断結果が一部のシーズンに偏りやすかったりといった課題もあるようですが(サンプルデータが少ないカラータイプの人は違うタイプと診断されやすいのだとか……)、自己診断よりは客観性があって納得感を得られます。
スマホで撮ってAIが診断してくれるサービス
Viséeパソカラ
コーセーのVisée(ヴィセ)25周年特別企画として、2019年1月から特設ページで提供されているAIパーソナルカラー診断です。写真をアップして数秒待つだけで、4タイプの診断結果とメイクのポイント、おすすめアイテムを教えてくれます。
ORBISアプリ「パーソナルAIメイクアドバイザー」
ORBIS(オルビス)のスマホアプリ内のコンテンツとして、2019年4月にスタート。顔写真を2点撮影して数秒待つと、パーソナルカラーとフェイスプロポーションのタイプをAIが判定してくれます。開発にはカラーリスト関口まゆみさんが協力。オルビスのプレスリリースによると、AI判定の再現度はプロ判定の90%程度を実現しているのだとか。
診断結果はかなり詳細に表示されていて楽しいです。
ORBIS
ORBIS無料posted withアプリーチ
ほかにカネボウコフレドールの「スキンカラー診断&スキンシンクロルージュ体験サイト」にもライブカメラで撮ってブルべかイエベかの診断をしてくれるコンテンツがあったんですが、ライブカメラのサービスは今は使えなくなってるっぽいかな? 判定結果に対するおすすめカラーのルージュを塗ったイメージが見られて楽しかったのですが……。
オンライン診断ならサロンに行かなくてもプロの診断が受けられる!
AIは今後もますます進化していくとは思いますが、今のところはまだまだプロ診断とは異なる結果になるケースも少なくないようです。
やっぱりパーソナルカラーについて専門的に学んで、経験を積んだプロのカラーリストさんの目で診断してもらうのが確実です。
……って言っても、カラーリストさんの個人サロンとか、ちょっと興味を持った段階ではハードル高いですよね。お値段も結構高いし、人気のサロンは予約を取るのも大変。都市圏以外だと、気軽に足を運べるようなエリアにサロンがないというケースも多いと思います。
しかし、あきらめるのはまだ早い! 今の時代、オンラインでパーソナルカラー診断のサービスを提供してくれているカラーリストさんも少なくないんです。
写真を撮ってメールなどで送ることで、プロがパーソナルカラーのタイプを診断し、分析結果や似合う色の提案などを行ってくれるというものです。
AI診断が用意されたテンプレートの組み合わせで診断結果を表示している現状に対して、オンラインとはいえプロの診断は一人一人に対して細やかな診断結果が期待できるのがうれしいですね。
ただし、写真の撮影条件などによっては、正確な診断結果が得られない可能性もあるようです。そのぶん、サロンで診断を受ける場合よりお手頃価格に設定されていることが多い印象です。
オンライン診断はどう探す?
オンライン診断を探すには、Googleなどで検索してみても良いですが、おすすめはココナラです。
ココナラは、イラストやデザインなどクリエイティブ関係で活用している人が多い印象ですが、美容・ファッション系のオンラインサービスを出品している方も多いんです。
ココナラで「パーソナルカラー」などのワードで出品検索してみてください。すごくたくさんのオンラインサービスがあることがわかります。料金は3,000円~4,000円ぐらいで設定されているサービスが多いので、気軽に利用できそうです。
対面診断は信頼度の高さと分析の細やかさが魅力!
今のところ、自分のパーソナルカラーを知るために最も確実な方法は、サロンなどでプロの対面診断を受けることでしょう。
いろいろなカラーのドレープを当てて、顔色など見え方の変化を自分の目でも確かめられます。説明を受けながら診断が進むため、診断結果に納得できるうえに、自分に似合う色について理解が深まります。
ただ難しいのはサロン選びですよね。東京なんかだと、サロンが多すぎてどこを選べばいいか迷ってしまいます。サロンで数時間にわたるような本格的な診断を受けようと思うと、料金もそれなりにお高い額になります。
お手頃価格で対面診断が受けられるサービス
ネットでの情報収集などで、「ここぞ!」というサロンやカラーリストさんを見つけたなら、最初から本格的な診断を受けるのはすごく良いと思います。自分に似合うものが理解できれば、「気に入って買ったけど似合わなかった」なんていう化粧品や服が減って、結果的に節約につながるとも言えます。
でも、「ピンとくるサロンが見つからない」「そこまでお金をかける価値があるか、まだ迷っている」というような場合は、デパートやコスメショップなどで提供されているパーソナルカラー診断のサービスを利用するという手もあります。
大丸松坂屋 ファッションナビ
大丸松坂屋(東京、上野、静岡、名古屋、梅田、京都)で提供されている「ファッションナビ」のサービス。パーソナルカラー診断は45分で3,240円というリーズナブルな価格設定ゆえに大人気です。利用日の28日前から予約できるのですが、11時に予約開始になって1分ほどですべての枠が埋まってしまう激戦っぷりが続いています。
スマホ操作や回線に自信がある方は予約合戦に参戦してみると良いかもしれませんね。
一般的なサロンでの診断と比較すると、診断時間が短いことや、デパートの店内ゆえ自然光での診断ではないことなどがネックとされていますが、リーズナブルな価格で診断が受けられるのはやっぱり魅力ですよね。
ETUDE HOUSE
大人気の韓国コスメブランド、ETUDE HOUSE(エチュードハウス)。以前から原宿・竹下通り本店でトライアルとして無料でパーソナルカラー診断のサービスが提供されていましたが、2019年5月より全国主要都市の11店舗(原宿、新宿、渋谷、池袋、立川、大宮、名古屋、梅田2店舗、天王寺、福岡)にて有料でパーソナルカラー診断が受けられます。
専用の肌測定器とカラードレープを使った45分の診断で、2,000円というリーズナブルさ。これから始まるサービスですが、こちらも人気が出そうですね。
まとめ:パーソナルカラーを知る方法はいろいろ!
「自分のパーソナルカラーを知りたい!」と思ったときに、どんな方法があるのかをまとめてみました。
自己診断、AI診断、オンライン診断、対面診断、それぞれに良さがあると思います。まずは手軽なところから始めてみて、納得がいかなかったり、より詳しく知りたいと思ったときに、本格的な診断を受けてみるのが良いかもしれません。
スマホでできるAI診断は話のタネにもなるし、遊び感覚で試してみると良いと思いますよ。自分に似合う色を知って、コスメ選びや洋服選びに役立ててみませんか?