今年も空気が乾燥するシーズンが近づいてきました。
以前かなりひどい乾燥肌に悩んだことがあるわたくしなので、
と意気込んでいます。
わたしは基本オフィスワーカーなのですが、ここのところちょっと会社のシステムが変わって、自宅で作業する日も増えてきています。そんなこともあって乾燥シーズンを前に、自宅の加湿どうしようかなぁと考えるこの頃なんです。
我が家はかなり狭いワンルームなので、あんまりがっつり加湿しちゃうと翌朝の窓の結露がヤバイんですよね。自分のまわりだけを部分的に加湿するぐらいがちょうどいい。
そう考えると、スチーマー美顔器的なものを加湿器がわりに使うのがいいんじゃないかなーと割と真剣に思うんです。レジャーホテルとかにスチーマーナノケアよく置いてあるから使うけど、寝てる間にナノイー放出してくれるナイトスチーマーと2Wayのやつとか、かなりいいのよね。
ドライヤーナノケア愛用してて、ナノイーに対しては謎の信頼を寄せているわたし。
でも「よく考えたらナノイーって何なのか知らないなー」と思って調べてみたのでシェアします!
ナノイーのドライヤーはそれまでのドライヤーと明らかに違った!
わたしが「ナノイー」という言葉を認識したのは、7~8年ぐらい前のこと。
その当時、10年ぐらい前から使っていたドライヤーが壊れたのがきっかけでした。
新しく買ったドライヤーは、当時流行り始めてきたパナソニックの「ナノイー」技術を使ったドライヤー「ナノケア」でした。それまで使っていたドライヤーもパナ(というかナショナルだったけどね)製品だったので、特に何も考えることなくパナソニックの新しいドライヤーということで買ったんです。
それで新しいドライヤーを初めて使ってみて、それまで使っていたナショナルのドライヤーとの明らかな違いに驚いたんですよね。
洗髪後のヘアドライなんてほぼ毎日やることなので、乾かした後の髪の感触が違えば、明らかにわかります。以前のドライヤーは、乾かした後の髪はパリッ! となっていて、それが当たり前だと思ってたんです。
でもナノイードライヤーを使ってみたら、しっかりと乾かしても、髪にしっとりとしたうるおいが保たれてるんですよ。
って思って、以来わたしはなんとなく「ナノイー」という言葉には謎の信頼感があるんですよね。
だいぶ年代物になっちゃいましたが、そのとき買ったドライヤーは今でも現役で活躍してくれてます。最新のはもっと性能良くなってると思いますが、このルージュピンクは今も定番カラーですね。たぶん、次にドライヤーを買い換えるときもナノケアを買うと思います。
そもそも「ナノイー」ってなんだろう?
「ナノイー」という言葉に好意的なわたしですが、そもそもナノイーってどんなものなのかについては、これまで調べてみたこともありませんでした。
ナノイーってなんなんですかね?
ナノイーの「イー」は、電子のことかなあ?
それじゃあ、「ナノイー」はナノ化した電子?
いやいや、冷静に考えて電子なんて、そもそもナノサイズに決まってるじゃん。
というわけで検索してみたところ、パナソニックが「ナノイー・ナノイーX 基礎知識」というサイトを公開していたので確認してみましたよ。
ナノイーの名前の由来については、以下のように書かれていました。
「ナノイー」は、ナノテクノロジーの「nano」と、電気を帯びたという単語「エレクトリック」の「e」とを合わせて名づけました。
んー。なんか意味的にモヤっとするけどまあいいや、ネーミングは雰囲気と語呂が大事ということですね。たぶん。
で、肝心の「ナノイーとはなんなのか」なんですけど、開発ストーリー動画によれば、「水に対して放電することで、水をナノサイズの粒にして浮遊させる技術」のことらしいです。空気中の水分を超微粒子化して、電気を帯びさせたものがナノイーなんですって。
ナノイーとマイナスイオンって違うの?
ところでナノイーのドライヤーが出てくる少し前までは、「マイナスイオンドライヤー」というものが流行っていた記憶があります。人気ありましたよね? ドライヤー以外にもマイナスイオン発生器とかあった気がします。
でもだんだん、「マイナスイオンなんて嘘」「意味ない」と言われることが多くなって、結局なんだったのかよくわからないまま、「マイナスイオン」という言葉のついた電化製品とかはあまり見かけなくなりました。
代わって出てきたのが「ナノイー」とか「プラズマクラスター」とかいう言葉だったので、なんとなくこいつらも「昔マイナスイオンって呼ばれてたやつが名を変えたもの」なのかなと思っていました。
でもパナソニックによれば、一般的に「マイナスイオン(空気イオン)」と呼ばれていたものと現在のナノイーでは、かなり違う特徴を持っているみたいです。
- ナノイーは空気中での寿命が長い
- ナノイーは水分量が多い
- ナノイーは弱酸性
まず、一般的なマイナスイオンは、空気中では数秒しか存在できないそうです。
だからこそ「マイナスイオンなんてない」と言われているんですね。
ところがナノイーは水に包まれているので、空気中に約600秒存在し続けることができるのだとか。
また、マイナスイオンは負の電荷を帯びた酸素に空気中の水分がくっついたもの(主体が酸素)であるのに対して、ナノイーは水が高反応成分を包み込んだもの(主体が水)。このため、ナノイーはマイナスイオンの1,000倍以上もの水分量なのだそうです。
さらに、マイナスイオンは中性であるのに対して、ナノイーは肌と同じ弱酸性です。
ナノイーの美容効果って?
ナノイーの効果としては、ニオイやアレル物質、カビ、花粉などを高反応成分(OHラジカル)が酸化して抑制する「空気清浄効果」が有名ですよね。
それも美肌につながってくると言えばもちろんそうなんですけど、今は空気清浄機の購入を考えているわけではないので、美容家電でどのような効果が得られるのかに注目してみましょう。
ナノイーの美髪効果
まず、わたしも愛用中のドライヤーナノケア。弱酸性のナノイーは、髪に浸透してキューティクルを引き締め、うるおいを保つ効果があるそうです。
ナノイーが髪の水分バランスを整えてくれるため、うねりのないつややかでなめらかな指通りの髪になるそうです。
ナノイーの美肌効果
続いて注目のナイトスチーマーナノケアなどで得られる肌への作用です。こちらは、ナノイーが皮脂となじむことで肌をコーティングし、肌の水分蒸発を防ぐ働きが期待できるそう。皮脂膜を強化してくれるようなイメージでしょうか。
ただし、ドライヤーのように直接浸透させるものではないので、ドライヤーの髪に対する効果ほど、すぐに明らかな変化は見られないということのようです。
冬場に行ったモニタリング調査では、ナイトスチーマーを使用しなかった人の肌の水分量が約25%減少していたのに対し、ナイトスチーマーを使用していた人はうるおいを維持できていたそうです。
まとめ:スチーマーナノケアを買おうと思う!
ナノイーについて調べてみて、なんとなくは人に説明できるようになったと思いますが、ぶっちゃけそれでもまあ、よくわかんないなというのが正直なところです。参照できるのが基本的にパナソニックのサイトばっかりなので、あまり中立的な見方ではないのだろうなとは思います。
でも、パナソニックがナノイー技術や製品の研究開発にすごく情熱を注いでいることは伝わってきたし、なによりドライヤーナノケアを使ったときの髪の感触がそれまでとまったく変わったのは自分自身で実感したことです。最後はやっぱ自分の感覚ですよね。
そんなわけで、この冬の保湿対策にスチーマーナノケアを買おうかなーと思います。どの製品を買うかはこれから検討するつもりだけど、やっぱ普通のスチーマーとしてもナノイースチーマーとしても使える2Wayタイプがいいかなと今はなんとなく考えてます。
